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■ 小さな水疱が出来て痒い
時々「水虫でしょうか?」とのお尋ねがあります。特に指の側面に多く、小さな水疱が群生して痒みを伴います。掻くことで水疱が破れ、表皮がはがれて「皮がむけた」状態になることもあります。外見だけでは判断が難しいの皮膚科医をご紹介しますが、ほとんどは「水虫(糸状菌感染症)」ではなく「...
2013年1月24日
■ お腹に硬いものが触れます
もともと乳幼児は「お腹が大きい」と感じるものです。ほとんどは空気の呑み込みや便秘によるもので心配する必要はありません。元々ある臓器(肝臓、脾臓、腎臓など)が感染症の結果として大きく肥大していることもありますが、注意しなければならないのは「腹部腫瘍」です。小児科医は診察の流れ...
2013年1月20日
■ 目の周りに赤い斑点が出ました
転倒して、採血をして、予防接種をして、叱られて・・・など。理由は様々ですが、激しく泣いた後に目の周りや首筋にに赤い斑点(点状出血)が出現することがあります。気管支喘息や百日咳の咳発作の際にも同様の現象が見られます。泣く、あるいは咳込むことで首から上の静脈圧が高くなります。そ...
2013年1月16日
■ 鼻出血がよく出ます
鼻出血がよく出るお子さまがいます。ほとんどは鼻いじりや鼻炎によるもので心配は不要です。毎日あるいは日に何回も鼻出血が出る、止血に時間がかかり出血量が多い、受験や旅行などを控えているというような場合には耳鼻咽喉科医師により局所(鼻粘膜)処置が行われることもあります。稀には複雑...
2013年1月13日
■ 目が白く光っています
スナップ写真にお子さまの「白く光った」目が写っていたら、かかりつけの小児科医にご相談ください。白色瞳孔、あるいは暗いところで光が入るとキラッと白く光るので猫目(cat's eye)ともいいます。「網膜芽細胞腫」という眼球の中にできる悪性腫瘍発見のきっかけになることが多い症状...
2013年1月11日
■ 子どもがしきりに耳を触るとき
小さな子どもがしきりに耳を触るときには以下のようなことが考えられます。 (札幌市東区 かしわむら耳鼻咽喉科クリニック ホームページより抜粋) 1) 耳垢(みみあか)がたまっていて耳に違和感がある 2) 外耳道(耳の穴の中)に湿疹があるためにかゆみがある...
2013年1月9日
■ 予防接種講演会① 新潟市
「ワクチンで守ろう!子どもの未来 2012 新潟市」第一部をご紹介します。先日2011バージョンをご紹介いたしました。併せてご視聴いただくことによりさらに理解が深まると思います。 http://www.ustream.tv/embed/recorded/26896834?v...
2013年1月7日
■ 予防接種講演会② 新潟市
「ワクチンで守ろう!子どもの未来 2012 新潟市」の第2部です。2011バージョンと同じ、新潟大学医学部小児科学教授 齋藤 昭彦 先生の講演です。セミナー会場に参加しているような臨場感があります。第1部と第2部をゆっくり、ご自分のペースで視聴してください。...
2013年1月7日
■ やけど(熱傷)に注意しましょう
冬季は身の回りに熱いものが多い季節です。熱い飲み物、熱い食べ物、熱いお風呂、暖房器具、熱い道具。必然的にやけど(熱傷)のリスクが高くなる季節でもあります。コーヒーやカップめんをこぼした、ストーブにかけた薬缶をひっくり返した、油がはねた、鉄板焼きプレートに手が触れた、ファンヒ...
2013年1月3日
■ 平成25年1月の出動予定
平成25年1月になりました。巳年の平成25年が良い一年になりますようにお祈り申し上げます。不活化単独ポリオワクチンも一月中旬には供給状況が改善する見込みです。4種混合も含めて皆様のご希望通りに接種させていただけるように努力してまいります。...
2013年1月1日
■ 蟯虫症
最近寄生虫による病気はほとんど見かけなくなりましたが、ペットや動物由来の寄生虫感染を除いてはそのほとんどが「蟯虫症」という状況です。保育園、幼稚園、小学校で春になると一斉に蟯虫セロファンテープ検査が実施されます。盲腸に住み着いている成虫(♀)が夜間に直腸を通り肛門に這い出し...
2012年12月29日
■ 手が動かず泣いています!
小さなお子様が急に手をだらりと下げて痛みを訴えることがあります。万歳をさせても痛みを訴える手は上に挙がりません。骨折や捻挫の可能性(外傷機転)が無ければ、肘内障(ひじの亜脱臼)が考えられます。寝ているお子様を手を引いて起こそうとする、走り出そうとしたお子様を手を引いて止めよ...
2012年12月27日
■ ひきつけをおこしています!
「ひきつけをおこしています」と電話口での悲壮な声。お子さまがビクビク震えているのを冷静に観察できる人は当然ほとんどいらっしゃいません。まずお尋ねすることは「意識があるかどうか」です。呼びかけに返事があれば少々余裕があります。次に「呼吸をしているか?」と「熱がありますか?」と...
2012年12月24日
■ インフルエンザ対策啓発ポスター(厚労省)
いよいよ2012年冬もインフルエンザ流行シーズンに突入します。今のところ当院周辺地域には目立った動きはありません。本格的には正月休みが終ってからになると予測されます。例年、年末年始の里帰り大移動により全国的に流行が拡大します。先日、厚労省のホームページにインフルエンザ対策啓...
2012年12月23日
■ 母乳はいつまで与えていいのでしょうか?
「母乳はいつまで与えていいのでしょうか?」と質問をされたお母さまがいらっしゃいました。国や地域、時代や環境により母乳栄養の期間には大きな差があります。一般的には2歳頃までとの意見が多いようですが、2歳以上では問題ありというわけでもありません。乳歯の齲歯(虫歯)、栄養の偏り、...
2012年12月21日
■ 授乳中の飲酒
「授乳中ですがお酒を飲んでいいですか?」と質問されることがあります。禁止、と言いたいところですが、ある程度の制限はあるものの完全禁止までの必要はないようです。年末年始はお酒を飲む機会が多くなりますので、もしお悩みの方がいらっしゃいましたら以下の資料を参考にしてください。くれ...
2012年12月20日
■ 授乳とタバコ
母乳栄養の母親が喫煙する場合、母乳を介してタバコ成分の一部が赤ちゃんに移行します。不機嫌やイライラなどの症状が出現するようです。禁煙が基本です。しかし、どうしてもやめられない場合でもミルクではなく母乳栄養を維持する選択をするよう小児科学会では提言しています。母乳栄養の意義が...
2012年12月20日
■ 気管支喘息と生活環境整備
気管支喘息の原因は多岐にわたります。薬物療法(内服・吸入・注射)や食事療法、運動療法、アレルゲン対策などとともにご家族全体の生活環境整備が必要になります。季節や気候風土、天気などの地球環境には力が及びませんが、ダニ、塵埃、匂い、ガス、煙、ペット等の工夫や努力が可能なものはぜ...
2012年12月15日
■ ポリオワクチン供給不足
緊急のお知らせ 不活化ポリオワクチン(IPV)及び4種混合ワクチン(DPT+IPV)が全国的傾向で入手困難になっています。初回接種のお子様から順次割り当ててまいりますので、生ポリオワクチンを1回接種しているお子さま、すでに1~2回のIPV単独やDPT+IPV(4種混合)をお...
2012年12月11日
■ イオン飲料を考える
12月に入りやや少なくなった印象がありますが、例年翌年の春ころまで嘔吐下痢症が流行します。発熱を伴い頻回の嘔吐・下痢が続く場合には外来点滴、あるいは入院持続点滴が必要になりますが、中等症から軽症例では自宅での経口補水療法(点滴に比べより生理的で安全)が有効です。少しずつ、何...
2012年12月4日
