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■ 12月の当番
いよいよ年末12月になります。何となく気忙しいですね。今月の当番をお知らせいたします。 12月 8日(土) 21:00~24:00 熊本地域医療センター 12月11日(火) 13:30~16:30 3歳児健診(東区役所3階)...
2012年11月30日
■ 小児の点眼方法
眼科、あるいは小児科で点眼薬が処方されることがあります。一般的に小さなお子様は点眼行為そのものに恐怖心があるために、中々難しくあり苦労するお母様方も多いと思います。眼科医の指導を受けなければなりません。目が覚めているときが難しければ、眠っている間に済ませてしまう方法もありま...
2012年11月28日
■ 動物(ペット)由来感染症
ペットを飼っていらっしゃる家庭も多いと思います。中にはお子さまがお生まれになる前から兄や姉のような存在として室内犬や猫が暮らしている場合もあります。噛まれる、引っ掻かれる、という怪我も心配ですが、動物由来の寄生虫・細菌・ウィルス等に感染して人が発病してしまう危険もあるため、...
2012年11月26日
■ 豆類の危険(気道異物)
幼児に豆類、特にピーナッツを含む菓子を食べさせるのは非常に危険です。何かの拍子に気道の中に吸い込んでしまい、窒息あるいは異物による難治性肺炎の原因になります。。気道の奥深くに陥入したピーナッツはふやけて壊れやすく、周辺に炎症をおこして組織が脆くなってしまうため、全身麻酔下で...
2012年11月24日
■ 泣き入りひきつけ(憤怒痙攣)
ビックリしたり、痛みや怒りに対して激しく泣きだし、そのまま声が出なくなって顔が紫色になる現象があります。それを「泣き入り」と呼びます。呼吸が止まり血中酸素濃度が低下した結果、顔にチアノーゼが現れ、意識がもうろうとして最終的に痙攣(ひきつけ)をおこしてしまします。多くは激しく...
2012年11月21日
■ 血液型の検査について
お母さま方より「血液型はいつ頃に調べたらいいですか?」との質問をお受けすることがよくあります。血液型を知らずに生活しても何ら支障はありません。万が一輸血が必要な事態に遭遇したとしても、自己申告の血液型のみで判断されることは絶対にありません。必ず毎回適合検査をして合格した血液...
2012年11月18日
■ 効果は見えにくく、副反応は見えやすい(ワクチン)
齋藤 昭彦先生(新潟大学医学部小児科教授)の講演の中で、「ワクチンの効果は見えにくく、副反応は見えやすい」という言葉がありました。ワクチン接種者が多くなるとその目的とした感染症が軽症化したり、あるいは激減することにより、当該感染症そのものを日常意識しなくなります。その結果、...
2012年11月13日
■ 赤ちゃんと歩行器
歩行器は転落事故の報告も多く、長く坐っていることで腰や足の関節に負荷がかかり将来の歩行に支障が生じる可能性があります。カナダでは使用禁止になっている歩行器もあるようです。便利さにのみ目を奪われず、その欠点と危険性を十分に理解したうえで、できるだけ短時間の使用にしてください。...
2012年11月10日
■ 定期接種と任意接種
予防接種には定期接種と任意接種の二種類があります。定期接種とは国が管轄する予防接種で、BCG、三種混合、四種混合、不活化ポリオ、麻疹風疹混合(MR)、日本脳炎、二種混合がそれに当たります。それ以外のヒブ、肺炎球菌、おたふくかぜ、水痘、子宮頚癌ワクチン、B型肝炎、ロタウィルス...
2012年11月8日
■ 予防接種後は揉むか?揉まないか?
予防接種後に「腕を揉まなくてもいいのでしょうか?」とよく聞かれます。最近は、「強く揉む必要はありません。優しくさすってあげる程度にしてください」とお答えしています。揉む、揉まないで接種後の痛みや腫れ方に差はないようです。参考になる資料をご紹介します。...
2012年11月6日
■ 食物アレルギーの検査
保育園から「食べ物にアレルギーがあるようなので検査をしてください」と言われて来院する方がいらっしゃいます。最近、血液検査の結果だけを見て卵や乳製品を除去する「除去食療法」の行き過ぎが指摘されています。検査をすると確かに数値として卵や牛乳に反応が出るケースも多々あります。しか...
2012年11月4日
■ 今月の当番、及び、四種混合ワクチンの開始お知らせ
今月の当番医として2回出張します。2回ともに地域医療センター救急外来です。 11月8日(木) 19:00~24:00 11月24日(土) 21:00~24:00 <お知らせ> 11月1日より三種混合+不活化ポリオ混合ワクチン(四種混合)定期接種が始まりました。ワクチンの供...
2012年11月1日


■ YouTube もうすぐデビュー☆ワクチンのキホン(川村 和久先生)
先日10月20日(土)TKPガーデンシティ仙台で開催された、「プレパパ・ママのための赤ちゃんすこやかセミナー」における講演会の模様がYouTubeで配信されています。残念ながら音声がありませんが、図表を使いながらわかりやすくワクチンの大切さを説いた内容になっています。視聴を...
2012年10月30日
■ ワクチン市民公開講座(2011.11.12新潟)
少し前の講演会ですが、わかりやすくまとまっていますのでご紹介いたします。予防接種の必要性をよく理解していただけると思います。 Ustream画像 演者 齋藤 明彦 先生(新潟大学医歯学総合病院小児科教授) http://www.ustream.tv/embed/record...
2012年10月29日
■ 市販の「おしりふき」とおしりかぶれ
尿や便でお尻が汚れたときには、できるだけ早く洗って乾燥させることが大切です。紙おむつは布おむつに比べて吸水性に優れていますが、それでも長時間当てたままでいるとお尻はかぶれてしまいます。紙おむつを(布おむつのように)少しでも汚れたらこまめに交換するのが理想的です。市販されてい...
2012年10月27日
■ 乳児とハチミツ
1歳未満の乳児にハチミツを与えるのは危険です。神経毒を産生するボツリヌス菌の芽胞が混入していることがあるためです。ボツリヌス菌芽胞を生後1 歳未満の乳児が経口的に摂取した結果、腸管内で菌が発芽・増殖して産生した毒素により「乳児ボツリヌス症」を発症する可能性があります。重症例...
2012年10月25日
■ 乳児とハチミツ②
ハチミツの続きです。「1歳未満の乳児がハチミツを食べてはいけない理由」を上手に解説した一文をご紹介します。 岡山県倉敷市 妹尾小児科ホームページより http://senoopc.jp/disease/botulinus.html
2012年10月25日
■ 禁煙のすすめ
タバコは喫っている本人はもちろんですが、子どもを含む家族全員に様々な健康被害を及ぼします。お子さまがタバコの煙を常態的に吸い込む環境で生活することにより、最も影響の出やすい呼吸器の場合、感染しやすく、各種刺激に対して過剰に反応する上気道(咽喉頭・気管)及び下気道(気管支・肺...
2012年10月20日
■ おたふくかぜワクチンはなぜ必要か?
「おたふくかぜ」という病気に有効な薬物治療はありません。おたふくかぜワクチンが唯一の対抗手段です。おたふくかぜ症状そのものは軽症でも、また感染しても発病しない不顕性例でも、強い難聴を残してしまうこともあります。多くは片側難聴ですが、稀に両側難聴もあり、不可逆性(回復が期待で...
2012年10月15日
■ 同時接種について
多くの小児科医は「生後2ヶ月スタートの予防接種デビュー」をお勧めしています。デビュー時のワクチンはヒブ+肺炎球菌+ロタ+B型肝炎がベストですが、ロタとB型肝炎は今のところ熊本市では助成がなく有料接種となっています。よくある質問は「ワクチンを何種類も同時に接種して副反応が強く...
2012年10月11日
