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米国ハワイ州におけるA型肝炎の流行について

在ホノルル日本国総領事館 広報(平成28年8月25日付)より抜粋

ハワイ州におけるA型肝炎の流行について



ハワイ州保健局では,ハワイ州におけるA型肝炎について,ニュースリリース(http://health.hawaii.gov/news/current-year-news-releases/)を発出して注意を呼びかけています。


 8月16日付けニュースリリースでは,ハワイ州保健局は,「元気寿司レストラン」が生で提供している冷凍輸入ホタテがA型肝炎の感染源である可能性があると断定し,同レストラン(オアフ島の10店舗及びカウアイ島の1店舗)に一時的な営業停止を命じた旨発表しています。同レストランで食事をした方は,今後一定期間(潜伏期間は15~50日),念のため,健康状態の変化に注意し,A型肝炎を疑う症状が現れた場合には,医療機関への受診をお勧めします。


8月24日付け,A型肝炎情報として,6月中旬以降,州内におけるA型肝炎感染者が228名になり,うち58名が入院による治療を要していること,また,感染者は全員が成人である等発表しています。


A型肝炎の症状は,発熱,倦怠感,食欲不振,下痢,悪心,腹部の不快感,褐色尿,黄疸(皮膚や眼球結膜の黄染)がみられます。


予防策としては,予防接種が最も効果的な方法ですが,トイレ使用後やおむつ交換後,食事の前の手洗いの励行の実施など日頃から衛生習慣を実施すること及び十分に加熱処理された飲食物を摂取することも十分感染のリスクを減らすことが可能ですので,留意願います。


以下の関連サイト等から発表される情報の収集に努め,A型肝炎に感染しないよう予防対策を講じてください。


ハワイ州保健局

http://health.hawaii.gov/


米国疾病管理予防センター(CDC):

http://wwwnc.cdc.gov/travel/yellowbook/2016/infectious-diseases-related-to-travel/hepatitis-a


厚生労働省検疫所

http://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name01.html

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