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急に手が動かなくなった・・・肘内障

手を引いて起こそうとしたら「痛い」。その後腕がダラリと下がり動かなくなる。その他、寝返りをしたり、走り出すお子様の手を引いて制止したり。肘の亜脱臼(肘の関節が少しずれた状態)です。乳児期から4~5歳頃までの幼児にみられ、正式病名は「肘内障」といいます。骨折や捻挫、麻痺と間違われることも・・・。小児科を受診されるケースも多く、ほとんどは外来で整復できますが、稀になかなか元に戻らず整形外科の紹介が必要。

そこでほぼ完全に整復され、すぐその場で手が挙がり普通に動かせるようになります。大泣きしながら診察室の椅子に座ったお子様がニコニコして部屋を飛び出して行く姿を見るとご家族はもちろんのこと、こちらも幸せ気分になり思わず「ありがとう」と感謝。子供たちに元気のエネルギーを少しずつ分けてもらっています。

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