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百日咳①

生後3ヶ月から始まる三種混合(現在は不活化ポリオを加えた四種混合)の普及により、現在は制圧された過去の感染症のような印象があります。近年、成人例(両親や祖父母等)が増加しているとされています。予防接種開始前、あるいは規定回数が終わっていない、さらには計画通りに接種完了していても暴露される百日咳菌の量により乳幼児が感染して、時に重症化する事例が報告されています。諸外国では成人を対象とした予防接種が行われていますが、日本では残念ながら実施されていません。成人の百日咳は典型的な経過とならず、軽い咳が数週間持続する程度のことも多いために未治療で生活を続け、周囲に感染を拡大させてしまいがちです。心当たりのある方はぜひかかりつけ医師にご相談ください。

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