発熱に頭痛と吐き気を訴えるときは「無菌性髄膜炎」を考えます。「髄膜炎」とは、脳や脊髄を包み込み保護している髄膜に炎症が及び脊髄液が炎症細胞で濁る状態ですが、程度が強い場合は検査を含めて入院が必要になります。「無菌性」とは一般的に「ウィルス性」ということです。夏カゼやおたふくかぜのウィルスが原因になります。細菌によるものは「化膿性髄膜炎」と診断され、「無菌性髄膜炎」より重症です。いずれにせよ、お子様が頭痛を訴える場合は無理をさせずゆっくりと休養ができる環境を整えて下さい。
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