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■ はやり目

感染力の強い結膜炎を総称して「はやり目」と言います。発病したお子さま自身、及びお世話をしていただく方の手指を介して家族内、保育園、幼稚園、小学校で感染が拡大することから、流行=はやりと称されます。発熱を伴い、強い咽頭炎を認めるケースは咽頭結膜熱(俗称プール熱)といい、咽頭からアデノウィルスを検出して診断に至ります。結膜炎の強度により、経過後、あるいは経過中に眼科医をご紹介します。炎症の程度の強い例では角膜にも変化を生じ、将来の視機能に影響を及ぼす可能性もあるため注意が必要です。目の充血、眼脂(目ヤニ)、目の痛み、目の腫れ、羞明(眩しがる)などがありましたら、かかりつけ小児科医のご相談ください。アレルギー性結膜炎、細菌感染による結膜炎、結膜異物(砂や鉄片など)、麦粒腫(俗称ものもらい)などを除外診断します。

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