保育園から「食べ物にアレルギーがあるようなので検査をしてください」と言われて来院する方がいらっしゃいます。最近、血液検査の結果だけを見て卵や乳製品を除去する「除去食療法」の行き過ぎが指摘されています。検査をすると確かに数値として卵や牛乳に反応が出るケースも多々あります。しかし、家庭や保育園、託児所でその数値のみに頼って除去食療法を実行することには栄養面も含めてのリスクを負うことになるかもしれません。まだ解明されていない不確定な要素の多い領域ですので、ご相談を受けたときには食物アレルギーに詳しい専門医をご紹介する方針としております。くれぐれも検査結果だけで判断をしないようにお願いします。
以下に参考になるホームページと動画をご紹介します。内容には一致しない部分もあります。これから徐々に解明されていく途上にあるとご理解いただければ幸いです。
たけい小児科・アレルギー科(群馬県館林市)http://www.takei-c.com/diary/cn9/pg62.html
動画 神奈川県立こども医療センター アレルギー科部長 栗原和幸先生
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