ビックリしたり、痛みや怒りに対して激しく泣きだし、そのまま声が出なくなって顔が紫色になる現象があります。それを「泣き入り」と呼びます。呼吸が止まり血中酸素濃度が低下した結果、顔にチアノーゼが現れ、意識がもうろうとして最終的に痙攣(ひきつけ)をおこしてしまします。多くは激しく泣いた後に呼吸が止まるのですが、第一声が出ないまま呼吸が止まるタイプもあります。熱性痙攣やてんかんとの区別(鑑別)をしなければなりせん。成長とともに徐々に発作頻度は減少し、5~6歳頃には消失してしまします。呼吸中枢の未熟性に起因しているようです。
参考資料 舟入こども救急室(広島)より
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