まさに盛夏。毎日暑いですね。皆様いかがお過ごしですか?夏の病気には十分な休養が大切です。炎天下での長時間活動や締め切った体育館でのスポーツ等で熱中症になるケースが多くなる季節でもあります。最近、強い頭痛を訴えながら頻回に嘔吐するお子様の受診が増えています。無菌性(ウィルス性)髄膜炎を疑っていますが詳細は入院例以外不明です。脊髄液を採取して診断を確定しますが、血液検査でウィルス感染が確実であれば点滴しながら安静にして様子見る方針が選択されます。1歳以下の乳児例や細菌感染が疑われる例、ケイレンやボンヤリ感を伴う例などは重症化が予想されるため入院治療が安全です。もちろん髄膜炎以外の頭痛もありますので自己判断せずに早めにかかりつけ小児科医にご相談下さい。
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