11月も終わりに近づき朝晩は冷え込みを感じるようになりました。皆様いかがお過ごしでしょうか?この地域にはインフルエンザの流行はまだ始まっていません。RSウィルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎をおこすウィルス)が若干多い程度。嘔吐下痢症が少しずつ増えていますが、嘔吐下痢症の中でも症状が重くなりやすいロタウィルス陽性例は今のところありません。恐らくノロウィルスであろうと想像しています。地味ですが嘔吐と発熱で受診したお子様の中には溶連菌感染症が紛れ込みます。お子様が「のどが痛い」と訴える場合は、たとえ熱がなくても要注意。抗生物質を適切に使用して腎炎の発症を予防します。のどの綿棒検査で診断が出来ますのでご相談下さい。手洗い、うがい、不要不急の外出は控える、十分な睡眠、バランスの良い食事等の日常生活の中で出来る予防対策がこれからの季節には重要性を増します。インフルエンザ予防接種はまだ間に合います。流行が始まる前にぜひお受け下さい。 さかぐち小児科医院 坂口 正実
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