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■ 定期接種と任意接種

予防接種には定期接種と任意接種の二種類があります。定期接種とは国が管轄する予防接種で、BCG、三種混合、四種混合、不活化ポリオ、麻疹風疹混合(MR)、日本脳炎、二種混合がそれに当たります。それ以外のヒブ、肺炎球菌、おたふくかぜ、水痘、子宮頚癌ワクチン、B型肝炎、ロタウィルス、インフルエンザは任意接種(自治体により助成制度が異なります)です。この分類は日本独特の制度で、「定期が重要で任意はそれほどでもない」という印象を与えてしまっているようです。医学的重要度に差はありません。任意接種のいくつかは近い将来定期接種へ移行する方向で検討が進んでいますが、それを待って接種時期を先延ばしにするのは得策ではありません。ワクチンは大切なお子様を守る鎧であり、周りにいる健康弱者を守る盾でもあります。適切な時期に、必要なワクチンを積極的に接種することが大切です。よろしくお願いいたします。

参考資料 東京都中野区医師会編

20121108-中野区医師会 定期と任意 日本独特の制度
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