小児科外来に発熱を主訴に来院されるお子様のほとんどはウィルス感染症ですが、中にはより重症化しやすい細菌感染症も散見されます。大多数は抗生物質によく反応して元気を取り戻しますが、Hibや肺炎球菌感染の一部では肺炎や化膿性髄膜炎を起こし急速に状況が悪化してしまう例があります。進行が早すぎて防ぎようが無いために、外来診療においての不安要因の一つになっています。重症化する肺炎球菌感染症はHib感染症に比べ頻度は少ないようですが、より病状が重く、加えてより進行が早いため深刻です。Hibワクチンは本数が少なく待機時間が長い欠点はありますがすでに1年前から開始されています。小児用肺炎球菌ワクチンも日本以外の先進国に10年遅れていよいよ2月下旬より始まります。スケジュール的にはHibワクチンとほぼ同じですが、1歳以上2歳未満で2回(Hibは1歳以上は1回)、2歳から9歳までは1回(Hibは5歳未満)となっています。今のところは任意接種のため有料となっています。ご検討よろしくお願い致します。                さかぐち小児科医院  坂口 正実